2006年01月10日

第39話 「ぐれる」

勇者:「あけおめことよろー」
僧侶:「もう一週間以上たってるけどね」
勇者:「著者が一週間どころか二週間も3分クエスト更新していなかった件」
僧侶:「まぁ、忙しいのは事実みたいだし多めにみてあげなさいよ」
勇者:「エルゴも珍しく更新しそこねたみたいだしなー……って、あれ?」
僧侶:「ん?」
勇者:「なんか珍しく穏やかなセリフを吐いてるような」
僧侶:「珍しくとは失礼な。私はいつもそよ風のように穏やかで優しい僧侶なのに」
勇者:「お前の基準に世界が合わせてたら、どんだけ混沌としてるかわかったもんじゃねぇよ」
僧侶:「日頃の行いに報いがあるのも、労働に相応の対価があるのも正しいことよ」
勇者:「うわっつらだけは正しいからタチが悪いってやつだな」
僧侶:「言うようになったわね脳ミソ豆腐勇者」
勇者:「黙れ拝金僧侶。そもそも俺がなんでお前に従ってなきゃなんねぇんだよ! 特にここんところっ!」
僧侶:「それはあんたのほうが弱いから」
勇者:「ああそうかい。じゃあ俺が貴様を倒せばいいんだなっ」
僧侶:「疲れるから却下」
勇者:「……気を削ぐようなことばっか言いやがって」
僧侶:「あんたのノリに付き合ってたら日が暮れるんだもの」
勇者:「えぇい、もうやめだやめ! お前みたいなのといつまでもパーティ組んでられるかっ!」
僧侶:「へ?」
勇者:「解散だ解散! ついてくるんじゃねぇぞ!」
僧侶:「あれ? おーい? ……あらら、ほんとに行っちゃった」

いきなり終了の危機

2005年12月26日

第38話 「システム」

システム。それは絶対的な存在。
絶対的にして、しかしその実態ははっきりしない。
なぜなら、システムは集合体でしかないからだ。

どんなシステムであろうと、システムはシステムである限り絶対的だ。
だが、実態のないシステムは、その絶対性を意識させないことも少なくない。
末端において、そのシステムの絶対性が意識されることはほとんどない。

しかしシステムは絶対的であることには変わらない。
そこには常に見えない制約が発生する。
システムに組み込まれた以上、そのシステムから抜け出すことはあってはならないことなのだ。

ゆえにシステムはその絶対性が崩れた時は、そのシステム自体が崩壊するときである。
システムは実態こそないが、確かに存在している。
しかし、その一部でも絶対性を崩した時、システムはそれ自体が成り立たなくなる。

システムは絶対的だ。
例えその意識が無くとも、絶対的である。
なら、そのことを個々が意識しておく必要性があるのではないか。

今も昔も、システムは、世の中に溢れかえっている。
だが、それを本当に意識している人は、限りなく少ない。
誰もが、それを知り、意識しておかなければ、システムはシステムとして、絶対であっても完璧ではありえない。

2005年12月16日

第37話 「眠いのだが」

勇者:「そして著者は気づく、まだ3分クエストがあったと」
僧侶:「最近無視して寝る事も多いけどね」
勇者:「今日はやる気があるんだかないんだか」
僧侶:「無いに一票」
勇者:「で、そんなこと言ってる間についたんだが」
僧侶:「船の先っぽって、そんなめぼしい積荷なさそうよねー」
勇者:「つべこべ言わずに物色すんぞ」
僧侶:「はいはい」

-- -- --

勇者:「なんか固いもの発見ッ!」
僧侶:「固いものって何よ、なんか嫌な響きだけど」
勇者:「このへん、布かぶせてあるんだけど、でこぼこしてるわけさ」
僧侶:「ほうほう」
勇者:「とゆーわけで、布どけまー」

バサッ

勇者:「……」
僧侶:「……」

バサッ

勇者:「見なかったことにしよう」
僧侶:「そうね」

何をみたんだ。

2005年12月13日

第36話 「ゆーしゃたいちょー」

勇者:「寒いぃぃぃぃぃぃぃぃっ!」
僧侶:「出端っからうっさいわね。叫ばなくたって寒いわよ」
勇者:「だからこの季節に海なんか来たくなかったんだっ!」
僧侶:「話持って来たのはあんたでしょ。最近沈んだ大型船の話はあたしも知ってたけど、まさかその一部が流れ着いてるとはね」
勇者:「はっはっは。この俺の情報網のおかげだなっ!」
僧侶:「ガキんちょ供に隊長って呼ばれてるからね」
勇者:「こういうことは子供のほうがめざといもんだ。まぁ帰ったら菓子でも渡してやるさ」
僧侶:「そうやってあっちこっちで餌付けしてるわけね。で、あれがそう?」
勇者:「うむ。きっと中にはお宝の山がっ!!」
僧侶:「……船の舳先だけじゃない。よくそんな楽観的な考えができるわね」
勇者:「この前の穴掘りよか幾分建設的だ」
僧侶:「確かに」
勇者:「てかお前にやらされたんだが」
僧侶:「しつこい男は嫌われるわよ」
勇者:「すかした女も……いや、なんでもないです」

つづく。

2005年12月09日

第35話 「空の夢」

あなたは、空の夢を見た事がありますか。
大空を自由に飛び回る、翼の夢を。
びゅうびゅう吹く風の中、翼に一杯風を受け止めて、空を舞う夢。
私は、毎日のように見ています。
今までも、そしてきっとこれからも。
それは楽しくて、心地よくて、自由な夢。
そんな夢を私はいつも見ています。

あなたは、そんな夢を見た事がありますか。
見た事がないなら、ぜひ見してあげたないなぁと思います。
きっと、はまっちゃいますから。
でも、人の夢って、普通見れませんよね。
見れない事もないらしいのですけど、私にはその見せ方を聞いてもちんぷんかんぷんです。
だから、見せれないのですけど……。ごめんなさい。
でも、そんな私の話を聞いてもらえますか。 もしかしたら、少しは伝わるかもしれないですから。
この青くて広い、大空を飛ぶ心地よさが。

では、また。お話できる日を待っています。
谷塚 早紀


この話、ほんわかしてて気が楽なので、書きたいんですけど、なかなか書けません。
うーん;

2005年12月02日

第34話 「判断・決断・即断」

非現実的で、使い古された陳腐な例えにしか過ぎないが。

崖にしがみついて落ちかけている人が二人いる。
片方は、あなたの恋人。
もう片方は、あなたの親。
急いで助ければ間に合うかもしれないが、一度に両方助ける事はできない。
その時、あなたはどちらをすぐに助ける?

非情で、猶予のない、2択。それが求められる時が、来ないとは言い切れない。
だがその時。一瞬の迷いも、その一瞬すら行動に必要な時が、来て実際に躊躇なく行動が取れるだろうか?
そう、そんな時が来ないとは言えないのである。

バカらしくても。先ほどの問いの意味は、わかってほしい。
人には大切なもの、大切なことが、きっとたくさんあって、そしてその全てを守りきれはしないのだから。

2005年11月30日

第33話 「冬の前に」

茂雄:「あー、あー、マイクてすとー」
綾菜:「問題ないですよ」
茂雄:「おう。えー、とりあえず久々に出てきました、世界をまたにかけるアフロダンサー茂雄です」
綾菜:「旅館「雪柱」の阿部綾菜です。きっと知らない方がほとんどだと思いますが、知っている方はお久しぶりです」
宗也:「えっと、綾菜さん、茂雄叔父さん。あんまり挨拶してると行数がなくなるから……」
次郎:「ボキはそれでもいいんだけどね~。全く、なんでこのボキがこんな狭い場所にでなきゃならないんだか」
宗也:「お前には狭い場所のほうがにあってる」
次郎:「心外だな。このボキには広大な海が!空が!宇宙が!」
茂雄:「あーうるせ。ガキどもにいつまでも喋らせてたまるか。そういうわけで、久々に雪柱メンツで出てきたわけだが……」
綾菜:「そういえば、なんで出てきたんでしょう?」
宗也:「……さぁ?」
茂雄:「第一、主役が喋ってねぇぞ、おい」
博人:「僕ですか?」
次郎:「そうそう。作者もすでに存在を忘れかけていたという、伝説の主人公・青野博人!」
宗也:「次郎、あまり言わないでやれ。本人傷ついてるぞ」
博人:「うぅ……どうせ僕は影薄いですよ……」
茂雄:「そういや、あのやかましい3人組は?」
綾菜:「裏方の事情で今回はお休みだそうです」
宗也:「まぁ、わからんでもないな」
茂雄:「で! 今回の目的は!?」
次郎:「どおーせ、単に出してみたかっただけじゃないか? このボキを引っ張り出すほどのことでもないだろぅ?」
宗也:「一番の暇人が何を言ってる。ま、顔を出しただけでも意味があるじゃないか」
綾菜:「そうですよ。単発の短編だったはずなのに、こうして度々出てこれるのは喜ばしいことではありませんか」
茂雄:「そういうわけで、今回はこれだけだっ!」
綾菜:「あら? 随分と早いですね」
茂雄:「3分だからな」
博人:「確実に3分超えてる気がするんですけど」
茂雄:「そこは大人の事情だっ!!」
次郎:「では、皆さん! このコーナーでのボキの活躍をお楽しみにっ!」
宗也:「あんま調子に乗るなよ、次郎」
博人:「今後出れるなんて一言も言われてないけど、もしまた会う事があればその時はよろしくお願いします」

以上、旅館「雪柱」前からお伝えしました。

宗也:「そういえば、最近中の人はどうしてるのだろう」
綾菜:「宗也君、それは禁句ですよ」

2005年11月27日

第32話 「だれてる」

勇者:「なんか最近このコーナーさぼってないか」
僧侶:「更新されてないことがちょくちょくあるわね」
勇者:「やる気ないなぁ」
僧侶:「それは最初からないんだと思うけど」
勇者:「そいやこのコーナー、alizeのパクリという噂もあるんだが」
僧侶:「誰?」
勇者:「迂闊にリンク貼れないらしいから、とりあえずスルーで」
僧侶:「なら最初から言うなっ!」
勇者:「でも言わなきゃダメだろネタ的にっ!!」
僧侶:「……それって、そのalizeを知らないとわからないから、どのみちダメなんじゃ」
勇者:「あれだ。メイプルストーリでこーいう形式のブログ書いたりしてる人です」
僧侶:「それ以上説明しようがない、と」
勇者:「というか、予想外にここまで引っ張ってしまったわけだが」
僧侶:「いいんじゃない? やる気なさそうだし」
勇者:「お前もやる気ないな、おい」
僧侶:「そういうあんたは?」
勇者:「俺はいつだって殺る気満々さっ!」
僧侶:「( ´_ゝ`)フーン」
勇者:「……すいません」

いや、ネタに困ったわけじゃないですよ?

2005年11月20日

第31話 「ネココネコ」

晴れた昼下がり。
面倒な英語の授業が終わって、いつもどおり掲示板前に来た。
そして、いつもどおり子猫が、手で顔を洗うようにして掻いていた。
「よっ」
子猫に話しかけたところでこれといった反応があるわけもなく。
温かい日なたで、子猫はのんびりとしていた。
いつの間にか大学に住み着いていた子猫で、きっと生協あたりで余りモノをあげたりしてるのだろう。大学生ともなると無用にからかう輩もあまりいないのだろう、警戒心はほとんどない。
「おまえ、野良にはなれないよなぁ。いや、野良といえば野良なんだけどさ今も」
「にゃー」
大学という限られた空間だからこそ、こうやって無防備でいられる。養ってもらえる。でも飼われているわけじゃない。
この呑気な子猫がずっとここに入れる保証はない。こんな警戒心がなくていいのかと、思う。
もちろん、そんな警戒心を子猫が持つことは、悲しいことだし寂しいことだけど。
そんな子猫をしばらく見て、ゆっくりと踵を返す。
こうして、いつも通り帰る。子猫はのんびりと日向ぼっこをして、そして一日を終える。
いろいろと、うらやましいやつだと思う。

2005年11月17日

第30話 「即死の」

勇者:「ついに30話ですが、残念ながら前回の続きです」
僧侶:「3分クエストの30話だものねぇ、まずったというか」
??:「なにをごちゃごちゃと……!」
勇者:「てか、こいつ喋ってるけど」
僧侶:「喋るゾンビもいるわよきっと」
山賊:「誰がゾンビじゃっ!!」
勇者:「もう面倒だし、今回は任せた。もともと原因作ったのお前だし」
僧侶:「えー、面倒臭い~」
勇者:「俺も面倒臭い」
僧侶:「じゃ、ほっといて帰りましょうか」
山賊:「待て。お前ら何を勝手に話しまとめてやがるんだっ!」
勇者:「叫ぶだけが能のやつに何を言われてもなぁ」
僧侶:「あんたも言うようになったわね。山賊と1ピクセルぐらいしか違わないくせに」
勇者:「ピクセル!? ドット絵なの俺!? しかも手抜き!?」
僧侶:「ほら、大して違わない」
勇者:「うう……」
盗賊:「無視すんな! どこまでも俺をおちょくりやがって……っ!」

山賊Aの攻撃!
僧侶に10のダメージ!

僧侶:「ちょっと! なにすんのよ!」

僧侶の平手打ち!
山賊Aは即死した!

勇者:「待て。即死の平手打ちって何だっ」
僧侶:「いや、ほら。それはこれ」
勇者:「えーっと……ちょっと描写できませんねこれは」
僧侶:「ですねー」
勇者:「……怪力僧侶」
僧侶:「あら、なんか言ったかしら?」

ゴキッ

勇者:「うぎゃああああああ」
僧侶:「山賊がまだ生きてたならアジトは別の場所よ。さ、行きましょ」
勇者:「いつかシバく……」

2005年11月16日

第29話 「お宝発掘作業」

勇者:「で、前回吹っ飛ばした山賊のアジト跡に来ております」
僧侶:「でもって金品を探しているわけですが」
勇者:「……このクレーターからどうやって発掘しろと?」
僧侶:「そこは努力よ」
勇者:「はっはっは、そんな俺とは無縁な言葉」
僧侶:「いいからやりなさい」
勇者:「ぇー」
僧侶:「えーでもへぇーでもない。やるったらやる!」
勇者:「勇者が持つのは剣であってスコップじゃ」
僧侶:「や り な さ い」
勇者:「(´・ω・`)はい」

--- 1時間後 ---

勇者:「死体の1つもでてこないぞ」
僧侶:「ゾンビ化してその辺さ迷ってるのかも」
勇者:「うわー、面倒くせぇ」

--- 2時間後 ---

勇者:「なぁ、なんもでてこねぇぞ?」
僧侶:「あら? おかしいわねぇ」

--- 4時間後 ---

勇者:「もうやめようぜー」
僧侶:「嫌よ。せっかくの金品財宝を埋もれさせておくなんて勿体無いこと、するわけにはいかないのよ」
勇者:「埋めさせたのはどこの誰だよ」
僧侶:「シャラップ!」

--- 6時間後 ---

勇者:「日が暮れてきました。ぼくはいつまでスコップ握ってればいいんでしょうか」
僧侶:「ぐちぐち言わない」
勇者:「てかお前本気で探してるか!? なんか俺ばっか疲れてる気がするぞ!」
僧侶:「体力仕事は嫌いだし」
勇者:「ざけんなっ!」
僧侶:「ふざけてなんかないわよ。本音だもん」
勇者:「いや、あのな……」
僧侶:「っと、ストップ。やっぱりね」
勇者:「ん?」
僧侶:「ほら、ぼけぼけしてないで剣に持ち替える!」
勇者:「ぇー」
僧侶:「スコップ握ってるほうがいいの?」
勇者:「戦います、戦いますともさっ!!」

??:「お前ら、ここでなにをやっている! というかこのクレーターはなんだっ?!」
勇者:「それはこいつに聞いてくれ」
僧侶:「まぁ、答える気ないけどね」

つづく。

2005年11月12日

第28話 「ケチ」

勇者:「あの偽者しけてやがんなー」
僧侶:「カツアゲですか」
勇者:「強盗殺人罪とも言う」
僧侶:「教会で復活できるお気楽世界じゃ、殺人なんてすっごくどうでもいいけどね」
勇者:「言いやがったこの僧侶」
僧侶:「フフフ、即死の呪文も唱え放題なのよ」
勇者:「物騒だなー。しかしお前の呪文を見る機会もなかなかないな」
僧侶:「だってMP使うの勿体無いし」
勇者:「どうせ次回になったら回復してるんだろ?」
僧侶:「そうかもしんない」
勇者:「出し惜しみしてないで、使えよ」
僧侶:「んー、つっても今これといって敵がいるわけでもないし。あんた死んでみる?」
勇者:「仲間の僧侶に殺害予告される勇者!」
僧侶:「まぁ、味方に使っても面白くないわよね。じゃあどうしよっか」
勇者:「俺らの行動理念を思い出せ!金を稼ぐために使うんだ!」
僧侶:「単純でいいわねぇ……。ま、じゃあ山賊のアジトでも潰しますか」
勇者:「? 今は街中だが……」

僧侶は呪文を唱えた!
赤い光が遠くの山に収束し、大爆発を巻き起こす!
爆音が響き渡った!

勇者:「………」
僧侶:「ふぅ、すっきり」
勇者:「えぇっと………」
僧侶:「なに?」
勇者:「今の何?」
僧侶:「どうせなら大技かましたろうかと思って。ドラ○レを一発」
勇者:「大技すぎるだろうがああああ」
僧侶:「ケチくさい男ねぇ」
勇者:「なにか、すっごく間違ってる気がする」

見た目は僧侶でも中身は……

2005年11月08日

第27話 「勇者サマ」

??:「おい、そこのお前!」
勇者:「ん?」
僧侶:「あら、珍しい。他のキャラが出てくるなんて」
??:「お前だな、偽勇者というのは! 民家に押し入っては泥棒を繰り返し、罪もないモンスターを殺して愉悦に浸り、遺跡を荒らす悪党!」
勇者:「あぁ、偽勇者っていうのを除けば全部真実だな」
僧侶:「勇者には一応こだわりがあるのね。で、キミ。そしたら私は?」
??:「お前など知らん。自分の評価を求めるとは、信心が足らんのではないか、僧侶」
僧侶:「言いますねぇ。そういうあんたはどこの馬の骨よ?」
勇者:「いや、馬の骨て」
??:「俺は真の勇者、ロイ! 貴様ら偽者を征伐するために、はるばる辺境の村からやってきたのだ!」
勇者:「おー、それっぽい」
僧侶:「でもなんか偉そうよね。傲慢っていうか」
ロイ:「ふん、悪党共め好き勝手言うがいいさ。どうせその命は頂く!」
僧侶:「だってさ」
勇者:「ふ~ん。まぁやれるならどうぞ」
ロイ:「フッ、余裕をこいてられるのも今のうちだ!」

ロイの攻撃!
勇者に3のダメージ!

ロイ:「なにぃっ!?」
僧侶:「なんでまたこんな定番の雑魚キャラの相手しなきゃならないのかしら」
勇者:「まぁこれも、この稼業の宿命だ」
僧侶:「……どっちの?」
勇者:「さぁ?」
ロイ:「無視するなっ!!」

ロイは呪文を唱えた! 荒れ狂う炎が勇者を襲う!
勇者に5のダメージ!

ロイ:「ば、バカな!」
僧侶:「あーあ、負けゼリフ言っちゃった。早いわねー」

勇者の攻撃!
ロイに183のダメージ!
ロイを倒した!

僧侶:「おおゆうしゃよ しんでしまうとはなさけない」
勇者:「GAME OVER」

偽者にしろ強けりゃ勝ちです。

2005年11月06日

第26話 「盗み公認」

勇者:「連続で行くと思ったのに、いきなり途切れたぞ!」
僧侶:「うーん、素で突っ走りすぎたかしらねぇ。まぁあれが目的だから他にないんだけど」
勇者:「収益が出たので良しとします」
僧侶:「次はどこ狙う?」
勇者:「本当はあそこの屋敷襲いたいんだけどなぁ」
僧侶:「あんた本当に盗賊になるわよ、それ」
勇者:「盗賊で(・∀・)イイ!!ジャマイカ」
僧侶:「ついに勇者を投げる日がっ!?」
勇者:「冗談だ、冗談。さすがにこんなおいしい肩書き、投げるには勿体無すぎる」
僧侶:「いいわね、その本音全開っぷり」
勇者:「はっはっは。そして今日も民家に押し入って勝手にタンスを漁るのでしたまる」
僧侶:「実態は盗賊よりたちが悪い、と」
勇者:「本人がその場にいなければ、好き勝手できるからなー。万能鍵もあるし」
僧侶:「盗賊から分捕ったやつでしょ? そう思えばやってるわね、勇者らしいこと。盗賊退治とか」
勇者:「そりゃお前。俺が盗む前に他の奴に盗まれたらしゃくじゃないか」
僧侶:「そういう理由かいっ!!」
勇者:「王様に尻尾振るのも仕事だな。褒美は割りとケチいが、それでも民家よりは期待値が高い」
僧侶:「そうよねー、王様もすぐ勇者を私物化するから、こんなのが育つのよね」
勇者:「物で釣るのが悪い」
僧侶:「物で釣られなきゃ、助けないでしょあんたの場合」
勇者:「当然だ!」
僧侶:「まぁ、私も儲かるからいいけどね」

すでに肩書きだけの存在。

2005年11月03日

第25話 「有無の世界」

0とは無。1とは有。電子の世界は有無で構成されている。
1桁に1つの有無が、2桁には2つの有無が入る。
意味は2つ、4つ、8つと、どんどん増えていく。
たくさんの有無が生み出す、多様な世界。それがコンピュータの世界。

でも、その世界は大事なことを忘れている。見えないから、忘れられている。
有無には意味なんかないという、当たり前のことを忘れさせられている。
そこにたくさん情報があっても、それはただ在るだけ。
情報には意味はない。情報は在るだけ。意味は、そこにはない。
意味は、人が求めるもの。だから、コンピュータの世界は意味をもたない。
人はコンピュータに意味を求めようとするけど、その意味はコンピュータにはない。

本当にコンピュータが意味をもつとしたら。それは0と1ではないもの。有無とは違うもの。
それは有無でない。コンピュータがもてるのは有無だけ。でも有無ではない。
それはコンピュータに込められたもの。ソフトに込められたもの。
道具には必ず、意味がある。

コンピュータの世界は有無でできている。コンピュータの世界はたくさんの有無の世界。
それは非常に実態がなくて、意味の全然ないもの。そこには価値はない。
なのに人はコンピュータの世界を使う。好む。楽しむ。そこに意味を見出す。
見えない何かが、そこにはいつも込められているから、きっと。

探し出してあげてください。忘れないであげてください。
そして、わかってあげてください。意味を作っているのは、同じ人間なんだから。

2005年11月01日

第24話 「水中の夢」

ふと、水面を見上げてみた。
光が降り注いでいて、ゆらゆらと揺らいでいる。
その先は見えない。白い光と、銀色のゆらゆらしか見えない。
時にその水面は、丸い波紋をたくさんつくり、暗くなるけど
今はただ、ゆらゆらと明るい光を通して揺らいでいる。

その先が、いつも気になるけど。
何度かは、その水面を突き破って外に出てみたんだけど。
ぼや~っとしてよくわからなかった。そして目が痛くなって、息が苦しくなった。
僕はたまらず水中に戻った。
あそこは僕たちの住める世界じゃないんだ。
気になってしょうがないけど、悔しいけど、僕はあの先に行けない。

ぼやけた視界の向こうは、様々な色に溢れていた。でも、それがちゃんと見えることはない。
そして目が痛いから、光が熱すぎるから、僕はまた水の中に戻る。
でも、またしばらくして、水面に顔を出す。水の中に戻る。
繰り返し、繰り返し、何度も、何度も。
僕は気がついた。ちょっとずつ、ぐちゃぐちゃの色しか見えなかった外の世界が、ちょっとずつもやが取れてきたことに。
僕は嬉しくなって、必死に水面と水の中を行き来した。
ばちゃばちゃと音を立てて行き来した。

気づいた時には、遅かった。
黒い影は容赦なく近寄ってきて、気づいた僕は必死に逃げた。
逃げた、逃げた。
でも、体の大きさが違いすぎるんだ。必死に泳いでも、逃げ切れるわけがなかった。
だめだ、と思った。
最後に水面に思いっきり飛び出した。
黒い影も、飛び出した。

そして、なにも見えなくなった。

2005年10月29日

第23話 「強盗」

勇者:「遺跡についたので勇者やろうと思います!」
僧侶:「戦うのが勇者?」
勇者:「家の中を物色されても怒られないのが勇者だ」
僧侶:「なるほど、つまり盗賊ね」
勇者:「それは違う。盗賊は盗んだら追いかけられる。勇者は追いかけられない。これ重要」
僧侶:「大義名分って強いわよね」
勇者:「そういうわけで遺跡の中も勝手に物色させてもらいまーす」
僧侶:「まぁ最初からそのつもりだからいいんだけどね」

~ 徘徊中 ~

僧侶:「そいや、ここって何の遺跡?」
勇者:「さぁ?」
僧侶:「……なんか嫌な予感が」

ひげ親父が現れた!

僧侶:「えーっと」
親父:「ワシの家に勝手に入るとは」
僧侶:「いや、家なのこれ?」
親父:「問答無用!」

ひげ親父の攻撃!
親父:「ふんっ」
勇者:「ほい」
しかし勇者には当たらなかった。

勇者の攻撃!
勇者:「まぁ、おっさん。運が悪かったと思ってくれ」
ざくっ
勇者の攻撃!
勇者の攻撃!
勇者の攻撃!
勇者の攻撃!
勇者の攻撃!
ざくざくざくざくざく
親父:「げふっ」
ひげ親父を倒した。特に経験値は入らない。

勇者:「まぁ一般人に負けるほど弱くはないぞ」
僧侶:「うーん、私も全然出番ないわねー」
勇者:「いや、このおっさん助けてやれよ」
僧侶:「嫌よ、こんな薄汚いの。そもそも言いがかりで殴りかかってきたし」
勇者:「いや、まぁ不法侵入なのは事実だし」
僧侶:「この人も不法入居なんじゃないの?」
勇者:「もしかしたら所有権が」
僧侶:「あるかっ! さっさと金目のもん探してずらかるわよっ!」
勇者:「あいさー」

どこが勇者でどこが僧侶?

第22話 「もんすたーが あらわれた」

スライムが現れた!

僧侶:「なんか出たわよ」
勇者:「なんか出たな」

さくっ

勇者:「スライムに負ける冒険者なんぞ今どきいるのかね」
僧侶:「ていうか、そのへんのガキでもそうそうやられないわよ」
勇者:「まぁな」

スライムが
さくっ


べしっ

勇者:「虚しいな」
僧侶:「虚しいわね」
勇者:「なんか、もうちょいまともなのが来ないかなー」
僧侶:「あー、そういうこと言うと大抵余計なのが来るからやめて欲しいんだけど」

スライムが現れた!

僧侶:「……」
勇者:「まぁ、そんなもんよ」

さくっ

スライムらしい生物が現れた!

僧侶:「なんか変なのがでたー」
勇者:「スライムじゃないのかよっ!?」

スライムらしい生物は仲間を呼んだ。
4匹くっついて消えてしまった!

僧侶:「……」
勇者:「……」
僧侶:「さっさと遺跡行こ」
勇者:「だな」

同じ色は4つくっつけちゃいけません。

第21話 「よーやく出発」

勇者:「で、いつになったら町を出るんだ」
僧侶:「漫才ばっかやってるから進まないのよ」
勇者:「俺だけが原因じゃないような気がするぞ、それ」
僧侶:「まぁ1割ぐらいは私の原因として認めてあげましょう。さ、とっとと行くわよ」
勇者:「おう。で、どこに?」
僧侶:「………」
勇者:「睨むな、そこ。確かに言い出したのは俺だが、花嫁誘拐が却下された今」
僧侶:「まぁ、適当に遺跡荒らしでもしますか」
勇者:「最悪だなお前」
僧侶:「あんたもね」
勇者:「経験値と金が稼げりゃどこでもいいや」
僧侶:「そう、人間本音が一番よね」
勇者:「で、ふと思ったんだが」
僧侶:「なによ今度は」
勇者:「……もしかして、攻撃担当俺だけ?」
僧侶:「頑張ってね」
勇者:「今さらだし、仕方ねぇか……」

正義はありません。

2005年10月21日

第20話 「補正」

僧侶:「散々出番が回ってくるわね」
勇者:「ふっふっふ、どうやら俺が勇者らしいことをするという、至極当たり前なネタがあたったようだ」
僧侶:「単に書きやすいだけでしょ」
勇者:「だが感謝しろよ」
僧侶:「断る」
勇者:「……。さて、外に出る前に装備を確認」
僧侶:「あら、乗ってこない。いいけど」
勇者:「鉄の剣と、鉄の鎧と……」
僧侶:「最初の割りに結構揃ってるじゃない」
勇者:「そりゃ半端な町だからな。そもそもひのきの棒で戦わなきゃならんほど貧乏でもない」
僧侶:「まぁね。どんだけ貧乏なんだろって思うもの、ひのきの棒とか」
勇者:「お前の装備は?」
僧侶:「服と帽子と杖」
勇者:「いや、そうじゃなくてな」
僧侶:「そもそも、名前で装備を区別するもんじゃないわよ。名前がついただけで強くなるならいくらでもつけるけど」
勇者:「きっと名前をつけたら、名前補正が!」
僧侶:「補正とか言わない」
勇者:「必殺技も!」
僧侶:「必ず殺せるとは限らない技よね」
勇者:「そいやふと思ったんだが」
僧侶:「ん?」
勇者:「お前、魔法つかえんの?」
僧侶:「はぁ? 使えなくてどうすんのよ」
勇者:「いや、それならいいんだが。何の魔法使うのかなと思って」
僧侶:「何の話よ」
勇者:「ほら、魔法の名前とか」
僧侶:「あー確かに」
勇者:「某RPGの使っていいの?」
僧侶:「いいんじゃない? どうせクエストって言ってる時点で、みんなメジャーなの考えるだろうし」
勇者:「…変な補正かからなければいいが」
僧侶:「だから、 補 正 と か い う な 」

世の中の勇者が強いのは補正がついてるからです。

2005年10月20日

第19話 「某ED」

勇者:「というわけで旅に出るぞ!」
僧侶:「そもそも、私たちがどこにいたかっていう前提なかったけどね」
勇者:「それは始まりの村とか城下町とか、そのへんに決まってる」
僧侶:「まぁ、半端な町だったわけですが」
勇者:「そうそう、某RPGでいう4つめあたりの町……っておい」
僧侶:「で、外出るのはいいけど行くあてあんの?」
勇者:「キミ。そもそも俺たちがパーティを組んだ理由を忘れてないかい?」
僧侶:「金稼ぎ」
勇者:「その通り!」
僧侶:「だけど、なぜかあんた勇者なのよね」
勇者:「だから、ちょっと勇者らしい金稼ぎの方法を考えてみた」
僧侶:「悪党退治とかモンスター退治とかそのへん?」
勇者:「花嫁誘拐」
僧侶:「それは違うっ! 断じて違うっ!! 第一それと金稼ぎがどうつながるのよ?」
勇者:「誘拐したらそれを元に……」
僧侶:「……ちょっと、あんたさすがに勇者と名乗りながらそれは」
勇者:「じょ、冗談に決まってんだろ!」
僧侶:「目がマジだったわよ」
勇者:「当然気のせいだ!」

町出るときからこの調子。

2005年10月18日

第18話 「勇者と書いて」

勇者:「思うんだが」
僧侶:「なによ。どうせまたくだらないことでしょ?」
勇者:「このコーナーの主役は俺だよな」
僧侶:「まぁ確かにエンカウント率は高いわね」
勇者:「まて。エンカウント率とはなんだ、おい」
僧侶:「RPGで敵に遭遇する確率……」
勇者:「それはわかってる。てか俺は敵なのか!? モンスター扱いなのか!?」
僧侶:「この場の秩序を乱してるからモンスターでいいんじゃない?」
勇者:「じゃあこの勇者って肩書きは!?」
僧侶:「勇者と書いてバカと読む」
勇者:「読まないっ!! 読むなっ!!」
僧侶:「まぁ、よーするにネタがないときに呼ばれる芸人みたいなもんよね、私たち。はぁ……」
勇者:「……おし、わかった」
僧侶:「ん?」
勇者:「ようするに、勇者らしいことをすればいいんだな」
僧侶:「できんの?」
勇者:「それはやってみなければわからない」
僧侶:「頼りがいのないお言葉ですこと」

というわけで、次回は勇者らしくなるつもりらしいです。

2005年10月14日

第17話 「if then else」

if then else
論理の基本。もしそうなら、これをし、そうでなければ、あれをする。
人間は論理の生き物だから、すべてはその積み重ね。
だから、機械はきっと人間のような考えをもつこともできる。
本当にそうかな?

世の中にYESかNOしかないとは、思わない。
でも、やっぱりYESかNO以外は「答え」じゃないらしい。
じゃあ答えを求めるのが間違ってるんだな。
一番の問題が「if」にあること、間違えちゃいけないよ。

2005年10月11日

第16話 「腹痛が痛い」

頭痛が痛い
腹痛が痛い
激痛が痛い
苦痛が痛い
歯痛が痛い
鈍痛が痛い
無痛が痛い

日本語として正しいのはどれ?
以下反転
A:どれも正しくないと思う。でもみんなそれっぽいと思うのはあるんじゃないかな?
自分の場合は「苦痛が痛い」がそうです。まぁ言葉遊びですよ。

2005年10月08日

第15話 「勢いツッコミ」

勇者:「ってことで漫才なんだけど」
僧侶:「久しぶりにでてきて、なにがいきなり『ってことで』よ」
勇者:「すべっても男にはやらなきゃならない時があるんだ!」
僧侶:「そんなところで男を見せなきゃならないあんたが哀れだわ」
勇者:「大丈夫、いつもより哀れじゃないっていう意見もある」
僧侶:「ごもっとも」
勇者:「半ばおまえのせいなんだけどなっ!」
僧侶:「あら、わかってるじゃない」
勇者:「さらりと返されたしっ!!」
僧侶:「あんたも結局、勢いだけよね」
勇者:「勢いがなければ何も残らないからな」
僧侶:「自分で言うなっ!」
勇者:「おう、そのツッコミを待っていた。俺が勢いだけなら、お前はツッコミしか存在価値が」
僧侶:「その辺にしといたほうが身のためよ?」
勇者:「((゚д゚;;)))」
僧侶:「何が漫才って、あんたとパーティ組んだ時点で漫才よね」
勇者:「やりとりが全て漫才だからな」
僧侶:「わかってんなら治せ!」
勇者:「俺だけじゃねぇ、お前もだよっ!!」

収集つかなくなりました。ごめんなさい。

2005年10月07日

第14話 「ここにいるオレ」

なあ、オレたちがなんでここにいるか、考えた事はあるか?
ここってどこかって? ンなもん好きに解釈しろよ。この星の、今お前がいるその場所だ。
なあ、オレたちはなんで今、ここにいるんだ? オレはその理由を考えたよ。頭わりぃけどよ。

まず考えたのが、オレが望んでここにいるのかってことだ。いや、オレはできる限りやりたいようにやってきたけど、オレは別にここにいたかったわけじゃねぇんだ。
じゃあさ、ここにいるのは誰かが望んだからなのか? オレ、これはよくわかんねぇんだ。もしかしたらそうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。そりゃ、オレがここに居るのはお袋が生んでくれたからで、そういう意味では望まれていたのかもしれないけどよ。でも、今現在オレがここにいるのは、お袋が望んだからでも、クソ親父が望んだからでもねぇや。

じゃあよ、なんでオレはここにいるんだろうな?
考えてもさ、オレ、バカだからさ、全然わかんなかったよ。
でもさ、一つだけわかったことがあるんだ。当たり前過ぎて、どーしようもねぇんだけどよ。
今オレがここにいても、明日のオレはここにいるとは限んねぇんだ。
だからよ、オレは夢ってもんがあると思うんだ。オレが明日もここに居るに決まってたら、夢なんてあるわきゃねぇもんな。
だからよ。居るうちにできることを精一杯やって、夢見て明日に行こうぜ。
オレはどうしようもねぇやつかも知れねぇけど、今日を後悔しながら生きるなんてごめんなんだ。

2005年10月06日

第13話 「だるい」

だるい
だる~
だりぃ
だr
dr
だるるるるる
だっる~
だるる~
だり~


だるレベルが一番高いのはどれ?
正解は「だr」だと思う。文字を入れるだるさがよくにじみ出てる。drじゃ狙いすぎ

2005年10月03日

第12話 「風を切る」

風を切る、という言葉がある。速いスピードで走り抜けるときによく使う言葉だ。
本当は「空気」や「大気」を切るというのが正しいだろう。だって風が吹いてるわけじゃないんだから。

でも、この風を切るという言葉には、きっと意味があると思うんだ。
僕が速く走って得る風は、きっと止まっていては得られない風。
僕が作った風だから、切る事ができる。僕だけの風。
風は、自分で作らないと切れないんだよ。だから、風を切るって言うんだ。
誰かの作った風は、きっと僕を置いてけぼりにするから。
だから僕は、走るんだ。僕だけの風を切るために。

君は風が、好きかい?

2005年10月01日

第11話 「いや普通休むだろ」

「一つだけ、どうしても気になった事がある」
「ん?」
「後半、どうにも小説調になってしまったわけだが」
「うん」
「某きのこの人っぽい書きかたになってしまったこと」
「Σ(゚д゚;)」
「影響されまいと思ってたのに……orz」
「まぁ……、心の内情を大量に書いてたからね、あの人」
「なんか悔しい」
「まぁ、いち物書きとして、ね」

2005年09月30日

第10話 「ゆーしょー」

「阪神優勝~」
「あぁ、優勝したね」
「でもさ、なんか阪神優勝って使っちゃいかんのだっけ」
「商標登録だったか、あれは。商品に使うとアウトなんじゃない?」
「ふーん」
「またなんか怪しいこと考えてる……」
「じゃあさ、商標登録すれば大体なんでもありなわけ?」
「あんまり一般的だとダメみたいだけど、まぁ審査さえ通ればいいとか」
「じゃあ今のうちに楽天優勝とかも取っておけばいいんじゃない?」
「楽天のことだから、自分でもう取ってるんじゃないかなぁ」
「ていうか、楽天が優勝するのっていつよ」
「それは……まぁ言わないでおこうよ」
頑張れ新球団。

2005年09月29日

第9話 「だって」

「ちょっと! それ私が買ったやつ!」
「あんただってこの前私の使ってたじゃない」
「それ言ったら、私の貸した漫画いつ返してくれるのよ」
「だって、気が向いたときでいいって言ったじゃん!」
自分の非を認めない限りエンドレス。

「おまえさぁ、人に道譲るのはいいけど、相手が道譲るかどうかちゃんと見ろよな」
「だって、俺が譲ろうとしたらあっちもどくんだもん。譲るのやめようとしたら相手もそうだし」
「だからさぁ」
反対側から歩いてきた人と譲り合って結局一旦止まっちゃう人。


この二つ、基本的に同じなんだろうね。
じゃあ、上の言い合いも先に折れるほうの譲り合いですか?

2005年09月27日

第8話 「まじめに?」

勇者:「著者も真面目な話書いたあとに、この3分クエスト書くの辛いわけだが」
僧侶:「まぁ、始めた自分を恨むしかないってね」
勇者:「そこでだ、3分クエストも真面目なネタで攻めてみようと思う!」
僧侶:「あんたが出てきた時点で、真面目の欠片もないような気がするんだけど……」
勇者:「ゴキブリがどこから入ってくるのかについて!!」
僧侶:「それはパクリだろうがあああああああああああああああ

べごしっ

勇者:「へこんだっ!? なんかがへこんだっ!!」
僧侶:「おだまりっ! あんたいい加減その微妙なボケを治しなさい!!」
勇者:「ちょっとまて、モーニングスター振り回すのやめ……」
僧侶:「問答無用!!」
勇者:「うぎゃあああぁぁぁぁ....」
一部大変見苦しい部分があったことをお詫びしますw

2005年09月25日

第7話 「作者取材のため」

『作者取材のため……』という漫画雑誌でよく使われる文句。
この取材の範囲はどこからどこまでなのか。

「企業や、店、その他いろんな場所に話を聞きに行く」
取材本来のあり方って、多分こうなんでしょうね。

「風景や遺跡などを観光する」
一応取材として認知されている範囲ですよね。理に適ってはいるし。

「映画を見に行く」
取材じゃないだろ、と言われますが。はてさて、これもまだ取材には変わりないと思うのですが。

「彼女とデート」
取材じゃないだろ。でも取材です。えぇ。恋愛は重要な要素です。実体験も貴重です。
でもこれはプライベートの範囲っしょ。

「ぼけーっと過ごす」
なにを取材してるのですか。悟りを開いてるのですか。「NHKにようこそ!」をみたいなものを書くひとならありなのかもしれない。


で、結局。どこまでが取材ですか?

2005年09月24日

第6話 「それゆけ蜘蛛男」

「なぁ、アンパンマンって」
「ん?」
「愛と勇気だけが友達なんやろ?」
「まぁなぁ」
「カバオくんもバタ子さんも友達じゃないんよね」
「だけって言ってるからには友達じゃないんだろ」
「なんでやろ?」
「は?」
「友達がいない理由」
「そりゃ正義の味方だからじゃないか?」
「そっか~、スパイダーマンと同じか~」
「いや、まぁそりゃそうだけど」
「じゃあ、きっと入れ替えても大丈夫なんちゃう?」

想像してみてください。

「どう考えても無理があるんだが」
「え~、じゃあ合体させてみるとか」
アンパンマンの顔をした蜘蛛男。
「気持ち悪いわっ!!」
「案外いけるんちゃう?」
「ありえんて……」
アンパンチ食らったら、そこから蜘蛛の糸が伸びてます。

2005年09月23日

第5話 「裏技」

「えっと、↓R↑LYBXAだっけ」
「いや、↑X↓BLYRAじゃね?」
「↑↑↓↓←→←→BA」
『それはコナミコマンド』
「むぅ」
「で、どっちよ?」
「てかスーファミどこよ?」
「いや、えみゅ」
「エミュかよ……」

ちなみに上がスト2、真ん中が超武闘伝(ドラゴンボールZ)、下がコナミコマンド系です。
CAPCOMのロゴ中に裏技コマンド入れるのが、かなりしんどかったのを覚えてます。
そんなこと乗り越えてきたうちらの世代の男子は、ゲームパッドを自在に操れないほうが珍しい。

あと、良い子の皆は「えみゅ」には手を出さないようにねー

2005年09月22日

第4話 「似てない」

店を開く、という言い方。これは恐らく店の扉を開くというところから来たのだろう。
この店を開くは、新しい店を開いたともいうし、その日の店の業務を始めたという意味でも使う。
これに対して、店を閉じると、店をたたむは明らかに意味が違う。

勇者:「つまりだな、この時の『開く・閉じる』と『開く・たたむ』は別のペアの対義語なんだよ。別にずれてるわけじゃない」
僧侶:「うん、それで?」
勇者:「俺たちが宝箱を開けて取るのと、人の家に入って引き出しからものを盗るのも似てるけど別の言葉なんだよ」
僧侶:「別に似てないけど」
勇者:「……」
僧侶:「で? 良心が痛むならやめたら?」
勇者:「うぅぅぅ……」
勇者パーティは大変。

2005年09月21日

第3話 「これドラマ?」

一組のカップルの修羅場。
「別れましょう」
「え、そんな!」
「知ってるのよ……浮気してるの」
「そ、そんなことないよ! 俺、君以外に…」
「嘘よ! だってこの前見たんだもの」
「どこでさ?」
「合コン」
合コン行く彼女も彼女だが、彼氏マジ気づけ。実際あるらしい。

2005年09月20日

第2話 「トイレ」

小学校の授業中のありがちな光景。
生徒:「先生、トイレ!」
先生:「先生はトイレじゃありません」
本人は非常事態なんです。許してやってください。

その2。
生徒:「先生、トイレ行っていいですかっ!?」
先生:「じゃあダメって言われたら行かないの?」
それは酷いよ先生。

その3。
生徒:「先生、トイレが詰まって使えなかった! どうにかして!」
先生:「他のトイレに行けばいいでしょ!」
戻ってくるなよお前。

その4。
生徒:「先生、トイレにゴキブリが!」
先生:「う○このほうが汚いんだから気にしない」
いやそりゃ、そうだけど。

第1話 「いきなり」

勇者:「えー、なんの予告もなく始まった3分クエストです、よろしく。このコーナーは小説書く癖がつかず、いつもサボりがちな著者のリハビリ小説を載せるそうです。大体毎回、投稿ページの十行程度で、超短い代わりにブログの記事が更新されるたびに更新を心がけると。以上説明終わり」
僧侶:「えーっと、突っ込みたいところが山ほどあるんだけど……」
勇者:「なんだねっ!?」
僧侶:「まず、なんでクエストなのか、なんで私たちなのか、そもそも3分って何」
勇者:「なんとなく3分クッキングをもじって3分クエストにしたのと、クエストだから勇者とか出してみた、ということだそうだ。もちろん、3分は書くための目標時間でもあるらしいぞ」
僧侶:「……いいのかなぁ、そんないい加減で」
勇者:「ちなみにここで十行だ。では皆さん、また明日」
僧侶:「そもそも小説になってないんじゃ……」